〜ひそやかに咲く名も無き花〜

思考整理、時々ポエマー。自作です。著作権フリーではありません。

ひねくれもの…

幼い頃、私は自分を不細工で性格も悪いと思っていました。なんせ身内にちょいちょい言われるのですから。

そういう思い込みってね自己暗示も重なってどんどん悪くなるのね。ほんと。


小学校に入れば 引っ込み思案からボスみたいな女の子にいじめられ。その子とクラスが離れたら明るくなって。でも調子こいて。中途半端に顔つきも性格も悪くなっていったと思う。


勉強はできたほうなのに(義務教育だけです) 家では褒められない。なんなら当たり前と言われる始末。やる気もなくなるわよね。そんなに勉強好きでもなかったけどね。


これの解説をすると、うちでは兄よりできてはダメだったんですよ。長男は跡継ぎだから大事。

嫁の貰い手を考えて、勉強は男より出来が悪いほうがよく、かつ家庭のことはなんでもこなせるように。昔ながらのアレ。
可愛がりかた間違ってるの 今ならわかる。


中学になったら イジメを経験。自分も悪かったと思うところあり。ただの仲間はずれだから苦痛かといえば そこまではなくて。引っ込み思案復活。物静かになりました。


ところが3年生になり友達になった子の言葉で救われました。

疑問に思いはじめた。それで、自分はブスではなく普通だと思うことにしたんです。
長年の呪縛から解けるのにずいぶん時間はかかりましたが上は向いたと思います。

 

私が男女平等に手厳しいのは 幼少期があるから。女性に有利なのは平等ではない。性別の差も能力もバラバラ。適材適所、バランス、公平さを求めています。

話がそれましたね。


マイナスの言葉ばかり投げつけるのは よくありませんよ。それが身内だと余計にね。ひねくれますよ確実に。ここに実例がいます(笑
そんなお話でした。