〜ひそやかに咲く名も無き花〜

思考整理、時々ポエマー。自作です。著作権フリーではありません。

言葉の呪い

幼い頃から身内にブスと言われて育った
言葉の呪いってあると思うの
性格ごとブスになったもの

 

友達に救われた
それで

ある時期から普通と思おうと決めた

 

脱するのにかなり時間はかかったよ
普通って何?ってなることもある
今でもまだなお

 

でも雰囲気は可愛いよね!
たまには言いたいの(笑

夢物語シリーズ④

『朝食』


フライパンにベーコンを広げその上に卵をおとす。蓋をしてカットしたフランスパンをトースターへ入れ 手際良くサラダを皿に盛る。
ドリップコーヒーのいい香りがキッチンを包む。


私は誰かと笑い合いながら朝食を食べていた。
お腹が満たされて カップを両手に持ち しみじみと幸せを…


あれ?おかしい。
私は自分の姿を空から眺めているのだ。
ついさっきまで確かにあったカップの温もりも感触もない。


突如、宇宙まで連れて行かれそうな勢いで背中から引っ張ぱられ力にあらがう。
まだ、まだだ!まだなんだ!
私はそちらには行かない行きたくなんかない。


壊さないで幸せな空間を
奪わないで
泣きわめく声が虚しく響く


力から解き放たれ我にかえる。私は一人暮らしだ。相手もいない。
あそこにいる人は誰だろうか。とても優しい人。とても安心できる人。


ひょっとして未来を見せてくれたのだろうか。
いや、そんなわけないな。


そうか、願望か。
私は無意識にあんな生活に憧れているのだろうか。私は天から あの幸せそうな空間をただぼんやりと眺めていた。あの場所に戻れないことがわかり涙が静かに頬をつたった。

夢物語シリーズ③

『真白』


真っ白な世界
雪ではない
ただただ どこまでも白いところに
一人で座っていた
誰もいない


「おーい、誰かいますかー」

叫んだつもりだったが
私の声は白に吸い込まれた


目の端に さっきまでなかった黒い点がみえた


「(おーい、誰かいますかー)」
叫んだつもりなのに何も聞こえない


私は声が出なくなったのだろうか
それとも耳が聞こえなくなったのだろうか

不安になって 何回も叫んだ
しかし全てが白に吸い込まれてしまった

 

黒い点はだんだん大きくなっていく
怖くてしかたなかった


ふと気がつけば
自分の足がつま先からだんだん白くなっていく
手も顔も体全部が白に吸い込まれ
見えない力に引っ張られて
体が軽くなり風を感じていた
もう あの黒は見えない


急に解き放たれた
私はなぜかスクランブル交差点の真ん中に立っていた

ただ側に

寂しいときには寂しい

悲しいときには悲しい
苦しいときには苦しい
辛いときには辛いと
言える相手がいること
大事なのかもしれない


素直になれず
甘えられず
そんな気分のときは
一人を望んでしまうけど


親しい誰かに求められたなら
黙って側にいてあげる
そんな人になれたらと思う

明けました

もう今日は七草ですね!

 

年明け早々震災や事故や火災が続きました。今なお大変な思いをされている方がいらっしゃいます。地震がおさまり一刻も早い復旧を祈っております🍀✨


色々な立場の人の発信や行動をみて何かと考えさせられます。私には拡散力がなく発言に絶対の自信はございませんし間違います。それでも、他人からの意見には耳をかす素直さを、迷惑をかけない気配りの心を持ち 微力でも手助けできることはしていこうと思いました。


さて今年は引きこもり民も動く年にしようと計画中です。
会いたい人には会いにゆき、やりたいことはチャレンジしたい。まずは元気で健康でいなくては。


皆さまがたのご多幸をお祈りし今年最初のご挨拶とします。今年もどうぞよろしくお願いします🙇🏻‍♀️