〜ひそやかに咲く名も無き花〜

思考整理、時々ポエマー。自作です。著作権フリーではありません。

種と土

ここに託された種がある

 

耕されず固くしまった土地に
種をまこうとすれば
穴を掘るのも苦労する
たとえ蒔いたところで育つまい

 

芽を出させたいのなら
まず良く耕すこと
それから栄養を与えること
受け入れられる土にすることが大事

 

人に置き換えても同じこと

 

自分の考えに凝り固まっていれば
どんなに素晴らしい言葉も入るまい
自分の中で育つまい

 

何事もまず、自分の中をほぐして
土壌を作りあげなくては


そのためには自分を見つめ

自分を受け入れていくこと
それが心のコップをみたすことに
繋がっていく

 

そしてコップからあふれ出した時
芽がでてくるのでしょう

 

しかし、そこで安心せず
水や栄養をあげましょう
天気と言う名の環境も
あるでしょうから


晴れたり、雲ったり
雨がふったり、風がふいたり
嵐になったり…

 

土がしっかりしていれば
どんな時にも水と栄養のバランスを保ち
やがて花咲く結果がでるでしょう