10年というのは長くもあり、短くもありますね。
皆さんはどんな風に過ごしましたか?
平成23年3月11日 東日本大震災
あの日のその時間、私は九州にいました。
仕事を早く終え、買い物をして帰宅。子どもの帰りを待ちながら、録画を見ようとテレビをつけたところ、津波警報の速報が入っていました。ただただ呆然としたのを覚えています。
あの頃、繰り返される映像をもう見たくなくて、テレビっ子を卒業しました。
いろんな不安や苛立ちとともに、政治や行政に関心をもつことは必要なのだと、記事を追うようになりました。
我が子の成長とともに、環境だったり、付き合う人だったりも変化をしました。
幼かった子は成長し、今や大学生と高校生。身長なんかとっくに追いこされました。登校拒否やらなんやら、そんなこともありました。社会に出すまでまだあと少し。しっかり向き合っていこうと思います。
あの時、自然の前に人間は無力で、被災者のために何もできない私も無力だと思い知らされました。
お話し会に参加したり、空手をやったり、PTAの役員したり、コンビニでバイトしたり。はじめての経験もしました。挑戦すること、学ぶこと、これからもやっていくつもりです。今は英語にチャレンジしています。
それなりに年も重ねた10年。
しっかり生きてこれたか自信はありません。ですが、こんな私でも何かの、誰かの役に立ちたいと思い続けています。
これからも前を向いて一歩一歩。がんばろう。